いぼが手足や身体にできるのはご存知だと思いますが、顔に出来るということもわりと多いのです。
顔のいぼは、20歳前後の女性に発症する事が多くなっています。
医療機関や周囲の人に相談するのが恥ずかしいというという人が多くいて、治療をせずにそのまま放置されてしまう場合も多くなっています。
また、ニキビやできものと勘違いしがちなことが多いのも実態です。
顔いぼにできるウイルス性のいぼは、皮膚の伝染病の一種になりますが、皮膚以外の部位に悪影響を与えることはありません。
しかし、皮膚の細かい傷口からウイルスが入り込み、感染するとどんどん増えて大きくなってしまいます。
顔のいぼは、目立つということもあり、顔を見られるのが怖くてコンプレックスに感じてしまう場合もあるようですので、早めに皮膚科など専門の医療機関を受診するようにしましょう。
顔いぼの原因には、ウイルスによるものと、皮膚の老化によるものとがあります。
多くの場合は、パポーバウィルス科に属するヒトパピローマウィルス(乳頭腫ウィルス)の感染が原因で発症します。
ウイルスの感染が原因のものも、身体への害はありませんので心配はいりません。
皮膚の老化が原因のものは、老化が原因といっても、紫外線の影響によって皮膚が老化することや、摩擦や遺伝的なことが原因なので、比較的若い人でも発症することのある顔いぼです。
顔いぼが出来る原因が、ウイルスの場合でも、そうでない場合でも、良性の腫瘍なので殆どの場合は悪性化する恐れはありません。
しかし、ヒトパピローマウイルスの中には発癌性があるものもあるので、必ずしも関係しているというわけではありませんが、ガンとの関わりが少なからずあるということは覚えておきましょう。
ウイルス性の顔いぼは青年性扁平疣贅の場合が多く、顔の皮膚に平べったいいぼが多数あらわれるのが特徴です。
米粒の大きさよりも少し小さなサイズで、肌の色と同じか淡い茶色をしています。
20歳前後の女性に多く見られるのですが、男性の顔にも出来るいぼで、女性では顔以外に脚など、男性では髭の部分にもよくみられ、脚の毛や髭をそる事によって広がってしまうものでもあります。
この顔いぼは、自己免疫力によって自然と消えてしまうこともあるのですが、殆どの場合は放置しておくと、どんどん増殖してしまうものですので、早めに治療をした方が良いでしょう。
加齢と共に発症する事で増えるものは、老人性疣贅や脂漏性角化症と呼ばれているものです。
肌色かこげ茶色をしていて、平べったい形から盛り上がった形など様々です。
紫外線による影響が関係している顔いぼですので、20代などの若い人でも発症する顔いぼです。
顔いぼの治療法には種類がいくつかあり、状態によって治療法が異なってきます。
主な治療法は、液体窒素による凍結療法、レーザー治療、薬剤療法、手術による切除法などがあります。
皮膚科では、一般的に液体窒素によって顔いぼを治療していきます。
液体窒素による顔いぼの治療は、何度も行なわなければならないことや、多少の痛みがあること、治療による痕が残ってしまうという難点もありますが、健康保険が適用されるのはこの治療法だけという利点もあります。
液体窒素で治療しても顔いぼが消えない場合は、レーザー治療が行われることもあります。
顔いぼは漢方薬でも除去することができるようです。
ハトムギから成分を抽出したヨクイニンは、免疫力を高める作用があり、顔いぼを除去したり、顔いぼができにくい体質へと改善してくれます。
但し、誰もが必ずしも効果があるというものではありません。
どのような方法で顔いぼを治療するにしても、まずは専門の医療機関で診察を受けることが大切です。
顔いぼは、有害なものではないといっても、気になっていじってしまったり、自分で顔いぼを削ってしまったりすると、感染が拡大し増殖してしまう恐れがあるので気をつけなければなりません。
顔いぼを悪化させてしまうと、顔だけに留まらず、手の甲などにもいぼがあらわれてしまうので十分注意をしましょう。
ウイルス性の顔いぼの原因となるヒトパピローマウイルスは、約80種類の異なる型が存在していて、ウイルス自体が少しずつ異なるなどややこしいものであるので、顔いぼも種類や症状が様々なのです。
そのため、自己判断をするのは大変危険となっています。
顔いぼの治療を自宅で気軽にできるという、顔いぼ専用の薬なども市販されていますが、軽い気持ちで使ったら治療をしているはずが逆に悪化してしまったなどということもあるようですので、顔いぼを発見したら必ず皮膚科などの医療機関を受診しましょう。